発疹

湿疹・皮膚炎には様々な症状があり、それら症状を伴う疾患は多数有ります。
湿疹・皮膚炎の症状、また皮膚病に関係のある症状により分類した疾患をリストし以下に表記します。

症状により分類した疾患リスト表

湿疹

様々な症状が混在して見られ、早期治療が望めるものから、重度化しやすい傾向のある疾患まで多数あります。

アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)、乳児脂漏性湿疹、皮脂欠乏性皮膚炎、老人性皮脂欠乏性湿疹、異汗性湿疹(汗疱)、接触性皮膚炎(接触皮膚炎)、貨幣状湿疹、うっ血性皮膚炎、日光湿疹(日光皮膚炎)、紅皮症、痒疹、乳児湿疹、主婦湿疹(手湿疹)、妊娠性痒疹、限局性掻爬皮膚炎、毛虫皮膚炎、毒蛾皮膚炎、自家感作性皮膚炎、口周囲皮膚炎、口囲皮膚炎、しいたけ皮膚炎、カンジダ性皮膚炎、オムツかぶれ、突発性発疹、薬疹、ポルフィリン症、腸性肢端皮膚炎、ムチン沈着症

紅斑

湿疹の症状群の一つである紅斑症状が主にみられる疾患。
紅斑は局所的、全身に出る場合や、体の左右対症で出る場合など症状の表れかたも様々です。

結節性紅斑、バザン硬結性紅斑、遠心性環状紅斑(環状紅斑)、多形紅斑(多形滲出性紅斑)、スイート病(sweet病:好中球性皮膚症)、先天性魚鱗癬様紅皮症、伝染性紅斑(りんご病)、酒さ、クリオグロブリン血症

丘疹

大小様々な皮膚の盛り上がりを見せる疾患。
痒みを伴うものから、まったく痒みを感じないものまであります。
水疱、膿疱を併発、移行することもあります。

蕁麻疹、コリン性蕁麻疹、突発性発疹、虫刺され、麻疹(麻しん:はしか)、風疹、アミロイドーシス、血管性浮腫、食物依存性運動誘発アナフィラキシー

落屑・鱗屑

皮膚表面の角質が剥がれ落ちるのが主な症状である疾患。
遺伝子以上に伴い発症する疾患などもあり、明確な原因が特定されてなく、効果的な治療法が無い疾患もあります。

魚鱗癬(尋常性魚鱗癬、非水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症)、乾癬(尋常性乾癬、膿疱性乾癬、関節症性乾癬)、類乾癬、掌蹠角化症(先天性掌蹠角化症、後天性掌蹠角化症)、扁平苔癬、
ダリエ病(Darier病)、紅斑角皮症、ジベルばら色粃糠疹、ベーチェット病、毛孔性紅色粃糠疹、汗孔角化症、角層下膿疱症

水疱、膿疱

水ぶくれを伴う疾患。
ウィルスによる感染などで発症するものから、先天性の疾患などもあり、発症原因が不明なものから、原因は特定されているが、明確な治療法が確立されていないものまで様々有ります。

水疱瘡(水ぼうそう)、帯状疱疹、妊娠性疱疹、水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症、ヘルペス、天疱瘡、掌蹠膿疱症、せつ、よう、ニキビ、吹き出物、とびひ(伝染性膿痂疹)、水いぼ(伝染性軟属腫)、毛包炎、火傷、カポジ水痘様発疹、あせも(汗疹)、ヘイリーヘイリー病(Hailey-Hailey病)

膠原病

免疫以上により内臓を含めた全身に様々な症状が現れ、湿疹症状なども現れる病気。
明確な原因は不明であり、根本的な治療も難しく、対処療法が基本となります。

全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、オーバーラップ症候群、成人スティル病、好酸球性筋膜炎、川崎病、ベーチェット病

色素異常

免疫異常や、日光(紫外線)などにより、皮膚の色に異常をきたす症状。
主にメラニンにより皮膚に影響が及ぼされます。
紅斑とは別としています。

眼皮膚白皮症、尋常性白斑、ぶち症(まだら症)、サットン母斑、老人性白斑、脱色素性母斑、偽梅毒性母斑、雀卵斑、肝斑、リール黒皮症、摩擦性黒皮症、アジソン病、光線性花弁状色素斑、色素異常性固定紅斑

良性腫瘍

特に痒みや痛みなどの症状を感じない疾患が多く、治療の心配のない腫瘍。
取り除く場合には液体窒素を使った凍結療法や、手術での切除が必要。

脂漏性角化症、燈明細胞性角化症、疣贅状異常角化症、汗孔角化症、毛包腫、毛芽腫、脂腺増殖症、脂腺腫、エクリン汗嚢腫、アポクリン汗嚢腫、乳頭状汗腺腫、表皮嚢腫、単純性血管腫、リンパ管腫、軟性線維腫、皮膚線維腫、ガングリオン、脂肪腫、ケロイド

悪性腫湯

悪性の腫瘍といえば癌と思いがちですが、それ以外にも多数の疾患があります。

メラノーマ(悪性黒色腫)基底細胞癌、有棘細胞癌、光線角化症(日光角化症)、ボーエン病、白板症、ケラトアカントーマ、脂腺癌、エクリン汗孔癌、皮膚粘液癌、皮膚白血病、隆起性皮膚線維肉腫、脂肪肉腫、皮膚悪性リンパ腫、多発性骨髄腫